2024年2月3日、記念すべき第一回ほやファンミーティングが終了。
会場のIRORI石巻さんの後片付けもほや伝道師の皆さんにお手伝いいただきスムーズに。
せっかく遠くは関西、関東から来ていただいたほや好きの皆さんにはほやの町を楽しんでほしい!
ということで前日2月2日からスタートした「冬も食べれるほやの店フェア2024」参加店舗へ。
2次会会場は「いしのまき元気いちば」さん!
さて、会場になったのはフェア参加店舗で、日本一ほやの加工品の種類を販売している(ほやほや学会調べ)「いしのまき元気いちば」さん!
なんと「いしのまき元気いちば」さんでは2階の「げんき食堂」のメニューを頼んでいれば、1階の「元気いちば」で購入した商品が食べられるんです!ノンアルの人もそうでない人もそれぞれの調子に合わせて飲食できます。
そして伝説(3次会)へ
そして3次会は「いしのまき元気いちば」さん近くの「割烹滝川」さん。石巻で106年の歴史をもつ老舗です。
人生の記念日に訪れるなど、格式高いお店の滝川さんで「ほや」というと地元の方ほど驚かれます。
滝川さんでは2016年から「地域産品ほやの窮地に何かできないか」と夏のほや懐石を始められ、今回、冬のフェアにもご協力いただける事に🥹
3次会ではフェアで提供される「ほやの土瓶蒸し」を含んだほやのコース料理を特別に作っていただきました。
会場は「滝川」さんの別館でなんと明治中期に建設された土蔵を改装した建物で歴史を感じる荘厳な空間。
まずは乾杯!3次会ですがほやといえばということで日本酒のボトルを2本頼むという精鋭たち。
お忙しい中、ほぼ満員の状況で受け入れてくださった滝川さん。そんな中、店主・板長の阿部さんがわざわざ別館に足を運んでくださりメニューの説明をしてくださいました。
滝川さんでは通常旬の時期のみほやを取り扱うので冬のほやは扱ったことがないとのこと。
今回の機会に色々試せればと温かいお言葉。
一品目は前菜三種盛り。
・干し柿とほやとクリームチーズの白和え
・旬のメカブと冬のほやの和え物
・ほやとつぼみ菜と豆のおひたし
あまりの完成度の高い前菜に一同、天井を見上げたりうなずいたり。
甘く辛く炊いた冬ほやと柿の甘味、白和えのバランスが素晴らしい。
また、粘りのある生の冬ほやとメカブの組み合わせに感動。首が飛ぶほどうなずく。
つぼみ菜のおひたしは出汁とつぼみ菜とほやのすっきりなのに奥深みのある出汁を堪能。
そしてお刺身は事前ヒアリングでほやの刺身を1次会で食べると聞いたのでとほや以外でご用意いただくというお心遣い。
・タラの親子漬け、ヒラメ、鰆
そしてお楽しみの「ほやの土瓶蒸し」。まずはそのまま注いで出汁を楽しむ。冬のほやでも試していただいたとのことですが、冬のほやでは味が出なかったということで、殻付きで加工してある夏のほやを使ったとのこと。そこまで考えての味づくり。感服です。
そして「ほやとカキの揚げ物 白子ソース掛け」。
ジューシーな夏のほやと冬のカキと白子ソースとの組み合わせが冬ならではの贅沢な一品。
そして。鰻巻。阿部さんの「うちは鰻屋なので鰻巻です。ほやは入っていません」の説明に一同沸きました。
そう、私たち言ってもらえないと鰻巻にも「ほやの出汁が入っているかも?」などほやのかけらを探してしまうので(笑)
そして〆は「ほやとセリのどんぶり」
最後はほやの入っていないチョコムースで。
なんとも贅沢なほやフルコースをいただき一同滝川さんのおもてなしと味、そしてほやで満たされた夜でした。
ほやの土瓶蒸しはフェア中、割烹滝川さんに予約すると食べられるのでぜひ皆様堪能くださいませ。
導かれし者たち(4次会~)
そして滝川さんの裏では、ほや餃子を出されている「わきあいあい」さんでも有志で3次会が開かれたとか。
4次会にはグランドホテル1階ほや雑煮を出す「ニュー魯曼停」さんに行かれた方。
蒸しほやを出す「水澤屋もっちゃん」へ足を運んだ方も。
そうしてほや好き伝道師たちの夜は更けていきました。
上記お店はすべて「冬も食べれるほやの店フェア2024」参加店舗。石巻はもちろん仙台、そして関東にも参加店舗がありますのでぜひフェアページ、ほやMAPを見て、それぞれのほやクエストをしてみてくださいね。
冬も食べれるほやの店フェア2024では2月2日~2月29日まで冬にもほやを食べれるお店をほやMAPに掲載。
冬でもほやが食べたいほや好きの皆さんとお店を繋げます。
ハッシュタグをつけて投稿すればほや関連商品が当たるプレゼントキャンペーンも実施しています。
ほや伝道師・ほやファン大集合の「ほやファンミーティング開催報告①」
翌日のほや伝道師対象オプショナル企画「ほやファンミーティング開催報告③ほやの漁場訪問編」