活動報告

ほやづくしツアー

7月20日-21日に実施された「ほやづくしツアー」!
女川町の皆様のご協力の下「これでもか!!!」というほどの「ほやづくし」の内容となりました。

まずは地域医療センターがある高台にて慰霊碑に拝礼のあと、女川町の震災時の様子と今後についてのお話を観光協会の方から伺いました。震災の津波による被害のお話しや人口減などの課題のお話しとともに、日々進んでいる町のかさ上げ工事の様子や町一丸で取り組む今後の復興計画などについて伺うことが出来ました。
お話しのあとはお待たせいたしましたほや第一弾の「ほやバクダン」!浜で採れたての新鮮なほやを加工したこだわりの一品。ほやを炊き込んだもち米にほや汁を煮詰めて作った貴重なほや塩をぱらーり。美味しくないわけがありません!お茶っこクラブの岡さんが震災前に開発したもので震災後3年が経ちようやく復活した一品に感慨ひとしおでした。

そしてほやづくし第二弾は「ほやたまご教室」!女川のきぼうの鐘商店街でcaféセボラを営むほやたまごづくり名人の堂賀さんを講師に迎え、ほやの捌き方からほやたまごレシピまで和気あいあいの雰囲気の中。
皆さんで作ったほやたまごは翌日のお弁当に!

 


夜は女川のトレーラーハウス宿泊村エルファロさんにて「利きほや」そして「ほやづくしメニュー」!

「利きほや」にご協力いただいたのは「女川丼」で有名な岡清さん。女川にある3つの浜のほやをそれぞれ食べ比べてみると本当に味が違う。それぞれ育った場所の味なんだなと思うととれた浜をひとつひとつ訪れたくなりました。

岡さんからは「震災後、ほや漁師が懸命に頑張る中、3年後やっと迎えた出荷シーズンに主たる消費先だった韓国の輸入禁止措置。「売り先がない」漁師は心が折れてしまった。そこで国内の消費者層を拡大し、国内に売り先を広げていくのが我々の責務です。みなさんどうか一緒にほやを広げるためのご協力お願いします」と熱いメッセージをいただきました。

翌日は女川の竹ノ浦にてほやの水揚げ体験。多くの浜の漁師さんにご協力いただき船に乗ってほやの養殖場へ。牡蠣の殻についたプリプリのほやを一つづつ剥き、浜では採れたてを蒸しほやに!まさに浜でしか食べられない最高の味を堪能しました。

今回のツアーに際しては、夕食を提供いただいたエルファロさんにメニューをいろいろつくっていただくなど女川一眼となった取り組みをしていただきました。今回のツアーを足がかりに、今後「女川にしかない」「女川でしか提供できない」ほやの魅力やその他の魅力を多くの人に楽しんでもらえるコンテンツづくりを進める。そして多くの方に情報を発信し、参加してもらうことを今後もほやほや学会では継続していきたいと思います。

ご協力いただいた女川の皆様、そして参加いただいた参加者の皆様ありがとうございました!

活動の内容についてはほやほや学会FBで発信をしています。「いいね」をしていただければ情報をお届けしますのでぜひよろしくお願いします!
https://www.facebook.com/hoyahoyagakkai